平成20年7月13日、初夏の日差しが眩しい日曜日の午後に日本臨床 矯正歯科 医会の全国広報キャラバン「市民セミナー in よこはま・よこすか」が横浜市上大岡のウィリング横浜で開催されました。横浜市では平成16年に一度全国広報キャラバンが開催されていますが、人口360万人を超える政令指定都市であり、矯正歯科治療の需要が非常に多い地域ということもあり、市内でエリアを変えて開催することとなりました。今年は例年と異なり午前と午後の2部制ではなく、午後1時からと3時からの2部制としました。当日は厳しい暑さにもかかわらず、非常に多くの方々にご来場いただき、I部・II部あわせて参加者221件・603名となりました。


開催テーマは例年と同様「歯並びと健康 ~子ども達の未来のために~」とし、成長期にあるお子様の歯並びの治療と適切な治療の時期などについて多くの方に理解を深めていただけるようなセミナーといたしました。
開催内容は、本会会員である島田 正先生による講演「どうやったらわかるの?私に合った正しい矯正治療」、矯正歯科治療体験患者によるトークショー、個別矯正歯科治療相談コーナー、矯正歯科治療展示コーナーなどセミナー実行委員の先生方が何度も検討を重ねきたこともあり、充実したものとなりました。

島田先生の講演では、子どもの時に治療を始めるメリットについて、数多くのスライドをまじえながら解説され、矯正歯科治療について詳しくご存知でない保護者の方にもとてもわかりやすくお話していただきました。


続いて、矯正歯科治療体験患者によるトークショーでは、えくぼ☆マガジンやMOOK本の編集・制作をされている冨部志保子さんによるスムーズな司会進行のもと、矯正歯科治療経験者や保護者の方をお招きしてさまざまな体験談をお話いただき、会場は終始和やかなムードとなりました。
トークショーののち、多くの親子連れの方々が個別矯正歯科治療相談コーナーへと移動しました。相談コーナー担当の先生方は、参加者それぞれの細やかな疑問点に対し、MOOK本を手に取りながら熱心に説明しておりました。

また、「矯正治療展示コーナー」も例年通り大勢の方々が集まり、矯正歯科治療前後の模型や矯正治療器具を興味深そうに手に取ったり、治療の流れ・各種矯正装置が記載されている小冊子を読んだり、矯正歯科治療に強い興味を示されていました。

最後にこのセミナー開催のためにご協力いただいた協賛企業の方々やサポートしていただいたプラップジャパンの黒部真生さんに対し感謝するとともに、今後も神奈川支部会員全員が力を合わせ、この活動の発展のために尽くしたいと思います。
【市民セミナー in よこはま・よこすか 来場者数】
<I 部>
参加件数 104件/127件
参加率 82% (104÷127)
参加人数 約288名 (大人144名 子供144名)
(当日受付7件含む)
<II 部>
参加件数 117件/134件
参加率 87%(117÷134)
参加人数 約315名 (大人163名 子供152名)
(当日受付7件含む)
雨上がりの6月29日の日曜日の午後1時より、岡山市にて、日本臨床 矯正歯科 医会の、
今年度の全国広報キャラバンのトップを切って、市民セミナーが開催されました。
会場は児島湾に程近い岡山ふれあいセンターで、当日は400名近い来場者がありました。

はじめに、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科咬合機能矯正学分野教授の山城 隆先生に、「知ってみよう!私の歯並びの治療」というタイトルの講演がありました。われわれ矯正歯科医がどのように悪い歯並びの原因を見つけているのか、どのように治療方針、治療の開始時期を決めるのか、多くの事例を挙げて、わかり易く説明していただきました。

講演後に外科矯正に関する質問も含めいろいろ質問があり,山城先生に熱心に答えていただきました。
相談コーナーも併設し、125組の家族の質問や悩みを伺い、適切なアドバイスをさしあげました。
TPジャパンやデンツプライ三金のコーナーでは、こんなのがつくんだ!とブレースのついた模型を見ながら、目を輝かせて見ている親子連れや、オーラルケアの予防グッズに関心を寄せる親の姿も目立ちました。

午後4時前には、すべての日程を無事に終了することができました。昨年よりも多くの参加者に恵まれスタッフ一同、感謝すると同時に、このセミナーが少しでも正しく矯正歯科治療のことを理解することに役立ってくれたものと自負しております。来年もお楽しみに!
6月19日(木)東京駅日本橋口に新しく出来た、SAPIA Towerにある東京ステーションコンファレンスにて日本 臨床 矯正歯科 医会 第8回 通常総会が開催されました。出席者と委任状をあわせた議決権行使数が定数以上あることが確認され、この度の総会は成立致しました。

例年、6月に行われる総会は、前年度事業と決算の承認審議が主に行われ、本年も第4期(平成19年4月1日から平成20年3月31日)の事業と決算について承認を求める議案が上程され、賛成多数で可決されました。税務上の問題、会計項目の立て方、例会出席者減少による減収の問題など会員からの質問や提言がなされ、執行部も今後検討していくことを確認しました。

次に、本年度中に行われる予定の公益法人制度改革に向けて、われわれ、矯正歯科 医会も公益法人格取得のために体制を整えていく基本方針が議案として上程され、賛成多数で可決されました。
新設される公益社団法人は、現行の社団法人と異なり、主務官庁の許可や設立時に主務官庁の官僚経験者を役員に迎える必要も無く、1業種1団体の制約もなくなることで、他の矯正歯科分野の学会や団体と競合することもなくなったので、長きに亘り本会が望んでいた方向性に一致したものとなりました。
このたびの、公益法人化に向かうための議案上程は、会員の総意であった公益団体への昇格の意思を再確認するものであり、今回も全会一致での可決でありました。これを受けて、公益法人化にあわせた定款の変更などに執行部は着手することとなりました。

1つは、「現在会員規定により正会員になることが出来ない、矯正歯科専従歯科医師を目指す若き矯正歯科医師の処遇として、大学に在籍していない場合でもアカデミック会員として本会に参加していただくことは出来ないだろうか?」といった、将来の会員獲得も視野に入れた戦略的な面と、日本臨床矯正歯科 医会雑誌への投稿に関して、若い矯正歯科医に門戸を開くことを目的として執行部から提案されました。戦略的な面は理解できるものの、雑誌投稿については投稿規定の変更のみで対応できるのでは?と言った反対意見が会員から寄せられました。
もう1つの協議事項として、「本会には休会と言う規定が無いため、やむを得ず退会され、さらに、再入会された会員がおられました。このような、特殊な理由で再入会される会員に対し入会金の減免を行えないか」についての協議がなされました。特殊な理由の1例として、学会認定医審査員に任命された会員が、公平性を担保するために一時退会され、審査員の任が解かれた後、再度入会されたなどが挙げられました。出席会員全員に異論は無く、運用面で、「減免は総会にかける」より理事会の判断でよいのではないか?でないと、総会審議後の入会では時間がかかりすぎる。との提案が会員からなされました。