2009年6月28日(日)、今年も「歯並びと健康-子ども達の未来のために-」をテーマに、日本臨床 矯正歯科 医会と同会神奈川支部共催の「市民セミナー in おだわら」が、小田原城近くの小田原市民会館にて開催されました。

この市民セミナーは歯並びの日(8月8日)を記念して、矯正歯科治療の正しい知識の啓発・普及活動の一環として、平成5年より毎年全国各地で開催されており、神奈川県では今年で6回目となりました。
関東地区は梅雨入りしており、当日朝は曇り空でしたが、セミナーが始まるころには雨が降り始め、その後も強く降り続けるというあいにくの天候でしたが、参加組数は125組、参加人数は323名で参加率は76.7%と例年にも負けず盛況となりました。


なお、本セミナーの様子は「小田原ケーブルネットワーク」にて取材いただき、7月2日(木)の18時よりデイリー小田原という番組にて放送されました。
開催内容としては、日本臨床 矯正歯科 医会神奈川支部会員である島田正先生により「矯正歯科治療、いつ?どこで?」と題し、歯並びや咬み合わせを理解し、適切な治療を受けることの重要性や、治療後も長期管理する必要性について解説していただくとともに、治療適齢期と適切な歯科治療をするための歯科医院選びについてご講演いただきました。

島田先生のご講演に続いて、矯正歯科治療体験トークでは、 HP えくぼ☆マガジンの制作や、矯正歯科医会監修のMOOK本制作にご協力いただいている冨部志保子さんによる司会進行のもと、実際に矯正歯科治療を受けた患者さんならではの貴重でホットな体験談を伺うことができ、会場の参加者の方々にもその熱気が伝わるような光景が見受けられました。

そして、「矯正歯科相談コーナー」では開始時間と同時に多くの家族連れであふれ、個別相談担当の先生方に対し、歯並びや咬み合わせに関するさまざまな悩みや治療の疑問点など、熱心に質問をされていました。

また、「矯正歯科治療展示コーナー」やセミナー協賛企業のブースにおいても、例年と同様に、開催時間を通じて大勢の方々が集まり、矯正歯科治療前後の模型を興味深そうに手に取ったり、治療の流れ・各種矯正装置が記載されている冊子を読んだり、展示コーナー担当の先生方に質問する参加者の方々で活気にあふれていました。


今回セミナーでのアンケート調査の結果、矯正専門歯科医院の存在を知っていると答えた方が全体の65%であったのに対し、日本臨床 矯正歯科 医会の存在を知っている、あるいは聞いたことがあると答えた方は31%にとどまりました。また、治療を受けたいと思ったのに治療を始めていない理由は何ですかという設問に対し、良い歯科医院を知らない(どこで治療を受けたらよいか判らない)、矯正歯科治療に対する情報が不足しているという回答が1・2位を占め、矯正歯科治療に関する啓発活動もまだまだ浸透していないという印象を受けるとともに、市民の方々に対し本会の認知度をより高める必要性があると感じられました。
最後にこのセミナー開催のためにご協力いただいた多くの方々に対し感謝するとともに、今後も神奈川支部会員が力を合わせ、この活動の発展のために努力していきたいと思います。
