2009年7月5日(日)全国広報キャラバン「市民セミナー in さかい」を堺市立東文化会館(北野田)で開催したところ、大勢の市民の皆様のご参加を頂きました。近畿地区では2004年の大阪市での開催以来、5年ぶりのことです。

申し込み受付開始前後の5〜6月頃、ご承知のように大阪を始め近畿地区は、新型インフルエンザで大騒ぎの最中であり、まずは水際で食い止めようと、感染防止衣をきた係官の空港での働きぶりが連日テレビで放映されました。さらには国内感染にともなって、新型インフルエンザが近畿各地で猛威をふるいはじめ、学校閉鎖や学級閉鎖が相次ぎ、一時期、この市民セミナーの開催も危ぶまれましたが、申し込み〆切が迫る6月中旬以降には収束をみ、主催者側としては胸をなで下ろす一幕もありました。それでも、万一に備えマスクや手指の消毒薬など、万端整えておくことは怠りませんでしたが、結果的には、準備したマスクなどを使用する方は皆無でありました。
当日は事前予約頂きました中、80%近くの皆様が来場され、盛況となりました。また、当日飛び込みの参加者も数組をかぞえ、最終的には188名の参加者を迎えることが出来ました。
まず、5階メインホールにて木下広報理事の司会のもとに、東京歯科大学歯科矯正学教室 准教授 茂木悦子先生のご講演「ご存知でしたか?8020はよい咬み合わせから」をいただき、咬み合わせの重要性について、市民の皆様には理解を深めていただきました。


続いて保田広報委員がコーディネーターとして登場し、「私の矯正歯科治療体験」と銘打って、矯正歯科治療を受けた患者様4名に御登壇いただき、いろいろ本音の体験談を語っていただきました。実際の体験者の言葉はこれから矯正歯科を開始しようとする方にとって、不安を解消し勇気づけられるため、大いに参考になったことと思われます。

その後フロアーを3階のギャラリーに移し、希望された方の歯並び相談会をおこないました。フロアーでは同時に「矯正歯科のいろいろアート展」と題して京都繊維芸術大学造形学科の河合裕心さんの手になる版画作品の展示が行われ、相談会の始まる前に、待ち時間を利用して皆様の目を楽しませるひとときをもっていただくことができました。河合さん自身も矯正歯科治療の経験者であり、矯正歯科クリニックのスタッフでもあります。さらに、数社の矯正歯科器材関連業者が、矯正歯科治療の材料などを展示し、矯正歯科治療の普及啓発に一役買っていただきました。
各々の行事は滞りなくスムースに進み、予定より早く終了する事が出来ました。
歯並び相談総件数は70件。年齢別では、乳歯列期の0〜5歳 2件(3%)、混合歯列前期6〜8歳 28件(40%)、混合歯列後期9〜11歳 15件(21%)、永久歯列完成前期12〜14歳 12件(17%)、永久歯列完成期15〜18歳 1件(1%)、19〜29歳 4件(6%)、成人30歳以上 8件)11%でした。
不正咬合別では、叢生(ガタガタの歯並び) 29件(34%)、上顎前突(出っ歯) 15件(18%)、下顎前突(受け口) 7件(8%)、上下顎前突(口元の突出) 2件(2%)、開咬 5件(6%)、過蓋咬合 4件(5%)、萌出遅延 2件(2%)、先天欠如歯 1件(1%)、その他 20件(24%)でありました。