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日本臨床 矯正歯科 医会 調べ 8月8日「歯並びの日」 男女1000人に聞いた「歯並びと矯正歯科治療」に関する意識調査発表

2007年08月 8日
 

報道関係者各位


               日本臨床矯正歯科医会調べ男女1000人意識調査発表
                          8月8日「歯並びの日」
    70%以上が歯並びは第一印象を左右すると回答!一方で、自身の歯並び満足者は27.7%のみ
                日本人の“予防歯科”への意識の低さが浮き彫りに

 矯正歯科専門開業医の全国組織である矯正歯科医会(正式名称:有限責任中間法人日本臨床矯正歯科医会、会長:平木建史)は、8月8日の「歯並びの日」に向け、全国の10~50代の男女計1,000名(各500名)を対象に、『歯並びと矯正歯科治療』に関する意識調査を2007年7月に実施しました。
 
 調査の結果、口元からのぞく歯並びは第一印象を左右すると答えた人が71%にものぼることが明らかになりました。また、62%の回答者が自身の歯並びについて気にしていると回答したものの、  歯並びについて歯科医に相談したことがある人は27%のみで、実際に治療を受けたことがあると答えた人はわずか9.9%に留まり、日本人の歯並びへの意識の低さが浮き彫りになりました。

 その一方で、アメリカ矯正歯科学会(American Association of Orthodontists)の2004年の統計によると、アメリカでは、矯正歯科治療中の人は約550万人となり、治療を受ける人の数は10年前に比べると30%も増加していると言われています。

 日本でも“矯正先進国”アメリカのように矯正歯科治療の方法や器具の多様化など、治療の選択肢は以前と比べてかなり広がってきています。将来の健康のためにも、“予防歯科”に対する意識を高めることについて、ご理解を深めていただけますと幸いです。


                  「歯並びと矯正歯科治療に関する意識調査」結果概要
  
1.男女1000人のうち71%が歯並びは第一印象を左右すると回答
一方、自身の歯並びに満足している人は27.7%のみ!
歯並びを気にしたことがある人は、特に女性で多く、68.6%も
2.全体の70%が、昔に比べ歯並びは重要な要素となってきていると回答
約半数の人が海外に比べ日本人の歯並びが悪いと回答、歯への意識の低さが浮き彫りに
3.“歯並びの良い国”イメージランキング1位は、“矯正先進国”アメリカ
美意識の高い西欧やキシリトールによる“予防歯科”などで知られる北欧諸国が上位
4.歯並びについて歯科医で相談したことがある人は全体の27%のみ!
海外のような“予防歯科”の意識は低い
5.矯正歯科治療は特別なことではないという認識は62.7%と高いが、
治療経験者は全体の9.9%という現状
矯正歯科治療の方法や器具の多様化など、治療の選択肢の広がりに対する認知の低さ


◆ 有限責任中間法人 日本臨床矯正歯科医会について
矯正歯科医会は、矯正歯科専門開業医が所属する国内最大の団体で、1973年に発足し、30年以上の活動実績を持っています。2005年に法人化し、現在の会員数は460名を超える規模となっています。「よい咬み合わせときれいな歯並びによって心身の健康を育むこと」を目的とし、単に「美」を目的とした治療ではなく、咬み合わせの改善、咀嚼(そしゃく)機能の向上、口全体の健康増進など、総合的に取り組む矯正歯科治療を行っております。


1. 男女1000人のうち71%が歯並びは第一印象を左右すると回答
 一方、自身の歯並びに満足している人は27.7%のみ!
 歯並びを気にしたことがある人は、特に女性で多く、68.6%も

「歯並びで第一印象が左右されると思いますか」との問に、「思う」と回答した人が21.2%、「やや思う」が49.8%で、合計71%もの人が第一印象における歯並びの重要さを感じている結果となった(表1参照)。
<表1>
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  一方、「ご自分の歯並びは良いと思いますか」との問には、「思う」と回答した人が9.0%、「やや思う」が18.7%で、合計27.7%となり、自身の歯並びに満足している人が少ないという結果になった(表2参照)。また、「ご自分の歯並びを気にしたことがありますか」の問には、「気にしたことがある」28.5%、「やや気にしたことがある」33.8%で、計62.3%もの人が自身の歯並びに何かしらの要因を抱えているという結果になった。特に女性では、「気にしたことがある」が35.6%、「やや気にしたことがある」が33.0%で、計68.6%となり(男女平均より6.3ポイント高)、歯を美的要素のひとつとして捉える意識の高さがうかがえる(表3参照)。
  歯並びの良さが重要だと感じつつも、現在、自身の歯並びに対しては不満足であるという現状が浮き彫りになった。

<表2>
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<表3>
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  また、歯のメンテナンスへの意識について、a.「歯を白くする『ホワイトニング』をやってみたいと思いますか」、b.「歯科医で専門のスタッフに歯のクリーニングを受けてみたいと思いますか」と2つの質問をしたところ、「思う」「やや思う」の合計がa.の質問は71%、b.の質問は70.2%となったが、特に女性では、a.が77.8%(男女平均より6.8ポイント高)、b.が77.8%(男女平均より7.6ポイント高)となり、歯並びが第一印象を左右する重要な要素であることから、女性は男性に比べ、より歯の美しさを手に入れたいと考える人が多いことがうかがえる(表4・5参照)。

<表4>                            <表5>
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2. 全体の70%が、昔に比べ歯並びは重要な要素となってきていると回答
 約半数の人が海外に比べ日本人の歯並びが悪いと回答、歯への意識の低さが
 浮き彫りに

  さらに、日本人の歯並びへの意識の変化について調査した(あてはまるものを選ぶ形式)。「昔に比べ、日本でも歯並びの良さが重要な要素となってきている」という項目に対しては、「あてはまる」24.8%、「ややあてはまる」48.2%で、合計70%となった。「今後、歯並びは今よりも更に重要な要素となると思う」の項目も、「あてはまる」25.3%、「ややあてはまる」41.4%で、計66.7%と、今後、歯並びの重要さがより増してくる傾向がうかがえる。
  また、海外に対するイメージ調査では、「海外よりも歯並びが悪い人が多いと思う」の項目に、「あてはまる」18.7%、「ややあてはまる」31.3%と、半数の人が海外と比べ日本人の歯並びが悪いと考えていることが分かった。「海外よりも歯並びについての関心が低いと思う」との項目に対しても、「あてはまる」が18%、「ややあてはまる」が33%、計51%で、海外と比べると歯並びが重要視されていないと考えられる。(表6参照)

<表6>
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3. “歯並びの良さ”イメージランキング1位はアメリカ
  美意識の高い西欧やキシリトールによる“予防歯科”などで知られる北欧諸国が上位

  では、海外と比べて“歯並びが悪い”“歯並びへの関心が低い”と考えられる日本人が、どこの国に対して歯並びが良いというイメージを持っているか調査したところ、1位は、“矯正先進国”のアメリカ合衆国(35.4%)だった。続いて、イギリス(33.7%)、フランス(24.9%)など、一般に美意識が高いと言われる西欧諸国や、スウェーデン(22.9%)、フィンランド(21.1%)、ノルウェー(15.9%)など、キシリトールによる“予防歯科”で一般に虫歯が少ないとして知られる北欧諸国が上位となった。日本は15.9%でアメリカの半分以下だった。

<表7>
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欧米、特にアメリカに対する“歯並びが良い”というイメージについて、矯正歯科医会では以下のように述べている。
「アメリカでは、歯並びの悪さが原因となって健康を害するということが広く理解されています。“予防歯科”の概念が定着しており、子どもの頃から歯みがきの習慣をはじめ、歯の教育がしっかりとなされているのです。」

 
4. 歯並びについて歯科医で相談したことがある人は全体の27%のみ!
  海外のような“予防歯科”の意識は低い
 そこで、日本人の歯に対する意識を調査したところ、「歯並びについて歯科医に相談したことがありますか」との問には、73%が「ない」と回答(表8参照)。前述の質問で、“歯並びが第一印象を左右すると思う”“自身の歯並びには満足していない”という結果が出たが、“気にしつつも実際に行動するほど重要な問題と考えていない”ことがうかがえ、海外のように“予防歯科”の意識は高くないと考えられる。

<表8>
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5. 矯正歯科治療は特別なことではないという考えは62.7%と高いが、
 治療経験者は全体のわずか9.9%という現状
 矯正歯科治療の方法や器具の多様化など、治療の選択肢の広がりに対する認知の低さ

  続いて、矯正歯科治療についての意識調査として、「矯正歯科治療は特別なことだと思いますか」と質問したところ、「思わない」22.6%、「あまり思わない」40.1%で、計62.7%(表9参照)、「昔に比べ、矯正治療器具に対する抵抗感は薄れていると思いますか」との問に対しては、「思う」21.0%、「やや思う」45.3%で、計66.3%の人が矯正歯科治療および治療器具についてそれ程の抵抗感を持っていないことがうかがえた(表10参照)。

<表9>                          
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<表10>
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  しかし、実際に「矯正歯科治療を受けたことがありますか(受けていますか)」との問には、「受けたことがある(受けている)」はわずか9.9%で(表11参照)、“矯正歯科治療に対する意識が高まっても、実際に踏み込めない”という現状が浮き彫りになった。
  この理由を調査するため、矯正歯科治療に関する知識について、以下の項目にあてはまるものを選ぶ形式で調査した。
  それによると、「矯正歯科治療に保険がきくケースがあること」については、全く知らない33.4%、ほとんど知らない33.6%で、計67%が「知らない」と回答。同様に、「透明で目立ちにくい矯正治療器具があること」は52.3%、「矯正治療器具が進化して、痛さが軽減されていること」は61.8%、「歯の裏側に矯正治療器具をつけて、全く目立たなくできること」は56.4%、「何歳であっても矯正歯科治療ができること」は68.1%の人が「知らない」という結果になった。矯正歯科治療における、“高額”“器具が目立つ”“子どもの時に行うもの”といった認識が根強く、昨今変わりつつある矯正歯科治療の現状についての認識が浅いと考えられる。(表12参照)
  この現状について、矯正歯科医会は次のように述べている。
「ご自身の歯並びを決して良いとは思っていない人が多いなかで、実際に矯正歯科治療を行っている人は少ないです。矯正歯科治療は昔と比べ、治療の方法も変わり、器具も多様化しています。歯並びについて歯科医で相談したことがある人も少ないですが、気にしている方はまず矯正専門の歯科医で相談することをおすすめします。すぐに矯正を開始するわけではなく、まずは口腔内の環境や歯に対する生活習慣の改善などを指導し、顔全体のバランスも考慮した上で、患者さんにとって最良の治療法をご
提案します。日本でも以前と比べて治療の選択肢が広がっているので、治療方法や不安なことがあったら何でも専門医に相談してください。
  また、最近では、20代、30代の女性など、美的意識の高い方たちが、大人になってから矯正歯科治療を行うケースも増えています。歯の健康は長生きのもとでもありますから、歯並びを軽んじず、欧米のような“予防歯科”に対する意識を高めて欲しいです。」

<表12>
hyo12.jpg


<調査概要>
サンプル数:10代~50代の男女各500人、合計1000人
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
実施時期 :2007年7月21日~7月22日


<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
日本臨床矯正歯科医会 広報事務局: 株式会社プラップジャパン内 担当:黒部・野村
TEL:03-3486-2673 FAX:03-3486-7502