口唇(こうしん)・口蓋裂(こうがいれつ)の矯正歯科治療は いつから始めるのがよいですか?

矯正歯科専門開業医の団体〜日本臨床矯正歯科医会ホームページは、日本臨床矯正歯科医会の会員が患者さんの目線で、矯正歯科の疑問やお悩みにおこたえするために設立されました。日本臨床矯正歯科医会は、正式名を一般社団法人日本臨床矯正歯科医会といい、1972年に設立以来30余年、本来の矯正歯科の治療とは何かを社会へ広めるため日々活動しております。

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口唇(こうしん)・口蓋裂(こうがいれつ)の矯正歯科治療は いつから始めるのがよいですか?

よくある質問と相談室

治療中の生活
Q. 口唇(こうしん)・口蓋裂(こうがいれつ)の矯正歯科治療は
いつから始めるのがよいですか?
A. 治療開始時期などはケース・バイ・ケースです。

 口唇・口蓋裂(唇顎口蓋裂/しんがくこうがいれつ)がある場合、上あごの発育がよくなかったり、裂があった影響で歯の生え方に異常があることが多くあります。そこで、咬み合わせをよくしたり顔のバランスを整えたりするために、矯正歯科治療が必要になってきます。矯正歯科治療を始める時期は、患者さんの状態や発育の程度、医師の考え方などによって異なりますが、一般的には以下のように分けられます。

 口唇・口蓋裂の矯正治療は健康保険が適用されますし、育成医療によって自己負担金が一定額以上、免除される制度もあります。治療を開始する前に専門開業医とよく相談してみましょう。

乳歯列期

 赤ちゃんのときに、割れているくちびるや上あごをふさぐ手術をします。そして生後2〜3カ月でくちびるの手術を、言葉を話し始める1歳〜1歳半くらいの間にあごの手術をすることが多いのですが、最近は技術も進歩し、くちびるとあごを同時に手術できる施設も増えてきました。

 必要な場合は、永久歯が生える前に、欠けている部分に骨を移植して歯の生えかわりを助けたり、歯を動かすための土台づくりを行います。

混合歯列期

 前歯が永久歯に生えかわったら、咬み合わせや歯並びを整える矯正歯科治療に入ります。また、将来行う歯やあごの裂部を骨移植するための準備も、この時期に始めます。

永久歯列期

 永久歯が生えそろってくると、最終的な咬み合わせを目標に、マルチブラケットを用いた本格治療が行われます。程度の軽い患者さんの場合は、永久歯が生えそろってからの矯正歯科治療で済むこともあります。

 
 

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